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サンポーニャが加わることで、客層も一気にフォークロア色の高まった
昨夜のなってるハウス。 残念ながらボイスとサンポーニャの即興対決には間に合わなかったけど、助川太郎さんと 笹久保伸さんのギター対決と、全員での即興は観られた。太郎さんと笹久保さんのステージ は畳みかけるように勝負に出るボクシングさながら。流儀を守り抜くかのように、紳士的に、 けれども熱く展開される笹久保さんの流線形なギター即興と、ギターというより、本人を含む トリックアートのような太郎さんのパフォーマンスのコントラストが素晴らしかった。 太郎さんは数回見た中で一番破壊的でトリッキーで疾走感溢れていて!一瞬たりとも目が 離せず釘付けに!私は、流れるものの揺らぎに心地よさを感じる部分と、突如分断され、 放り投げられる中でのスリルや快感のいずれもを欲しているのだなあ。その両者を含む、色んな エネルギーが拮抗する中に身をおく贅沢を、私は体感したくて即興ライブに足が向くのかもしれ ない。そんなことを強く思った夜。 ラストの全員での即興は、サンポーニャという個性が強くイメージの決まりやすい楽器を操る 三者に対し、ギター二人とボイス二人がどう絡み崩していくのか、その動向を機微をうかがい ながら見ているのが面白かった。観終わった後、友人から借りている構造医学の本の冒頭に あった、『「不断の動き」それが生命の本質』というフレーズが浮かんだ。サケの群れが産卵の ために、清流を力強く上っていく。上流へと流れに逆らってヒレを動かし続ける。この不断の動き こそ、生命の活動の場であり、流れに抵抗することは、むしろ流れに「応じて」いるのである。 植物も人間も光に向かって伸びていく。生きている間は重力の流れに逆らって、光に呼応する ように向かっていく。何かに向かうこと、これが自然の生の概念であり、力尽き勢力を失って 一方向に流されていくことが、衰退や病気や死を意味するという仮説の元に論説される。 躍動する生命活動のフレッシュな現場を、こんな風に目の当たりのできる即興ライブは 私のエネルギー源。もはや出演者と観客という境界はなく、いつも観る側や内包する場を 含めて、蠢くエネルギーの場だと考えている。 * * * * * * * * * 5/28・助川太郎プロデュース企画@入谷なってるハウス「同じ楽器での即興演奏デュオ対決」。 山下TOPO洋平&青木大輔サンポーニャ即興、助川太郎&笹久保伸ギター即興、 EMiKO VOiCE&徳久ウイリアムボイス即興 gest:岡田浩安(サンポーニャ) #
by neuborder
| 2011-05-29 15:14
知人が震災お役立ちリンク集を編んでくださいました。
みんなでシェアしましょう! ☆∴‥∵:・.* ☆∴‥∵:・.* ☆∴‥∵:・.* ☆∴‥∵:・.*☆ み ん な で さ さ え あ お う。 『 震 災 た す け あ い メ ー ル 』 2011年 3月18日(金) No.1 ☆∴‥∵:・.* ☆∴‥∵:・.* ☆∴‥∵:・.* ☆∴‥∵:・.*☆ 未曾有の被害です。日本でこんなことが起こるとは…。 信じられない…。これが、みなさんの共通の思いではないでしょうか? でも、ここは日本に住むわたしたち市民の力の見せどころ。 大変なときだからこそ、互いにたすけあい、ささえあい、 ひとりでも多くの人の苦しみが減っていくよう、 いろいろな情報を整理してお届けすることにしました。 どうぞご活用ください。 編集人 佐野 淳也 *:;;;:*:;;;:*:;;;:*:;;;:*:;;;:*:;;;:*:;;;:*:;;;:*:;;;:* 《 も く じ 》 [1]震災全体情報 [2]被災地への「寄付・ボランティア」情報 [3]被災者の方に役立つ情報 [4]「原子力発電所 & 放射能」に関する情報 [5]元気になるサイト! こころが励まされる情報 ∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵ ┏┓ ┗■ [1]震災全体情報 └──────────────────────────………… ☆ 災害に関する総合情報ページのリスト。 ■ Google Crisis Response「東日本大震災」 http://goo.gl/saigai *災害に関する様々な情報のリンク集。 被災した方の消息情報を書きこむページも。 ■ 首相官邸「東北地方太平洋沖地震への対応」 http://www.kantei.go.jp/jp/kikikanri/jisin/20110311miyagi/index.html *政府の公式発表の内容がわかる。 ■ 東京電力ホームページ http://www.tepco.co.jp/index-j.html *計画停電のエリアと時間帯がわかる。 ■ 丸の内地球環境新聞「東北太平洋沖地震のために、わたしたちにできること」 http://www.ecozzeria.jp/shimbun/news/2011/03/12/earthquake2011_tohoku.html *「被災地以外の人が何ができるか」についてのわかりやすいまとめ。 ■ 環境市民「東日本大震災情報:原発事故・ボランティア」 http://www.kankyoshimin.org/modules/blog/index.php?cat_id=7 *京都の環境NGOによる、政府とは違った立場からの情報。 ■ 枝廣淳子「環境メールニュース」震災関連情報 http://www.es-inc.jp/lib/archives/index.html *環境ジャーナリストによる震災・原発に対する鋭い分析と情報。 ………………………………………………………………… ┏┓ ┗■ [2]被災地への「寄付・ボランティア」情報 └──────────────────────────………… ☆ 「現地に何かしたい!」と思ったらこちらをどうぞ。 安心しておすすめできるサイトを厳選しました。 [A]寄付をする / 物資を送る ■ Think The Earth「東北地方太平洋沖地震 寄付受付団体」 http://www.thinktheearth.net/jp/thinkdaily/emergency/2011/03/post-2.html *被災現地で働く主要NGOのリンク集。活動内容と寄付の方法がわかる。 ■ 国際協力NGOセンター「東北地方太平洋沖地震 緊急支援まとめて募金」 http://www.janic.org/news/post_265.php *東北を支援する日本の海外協力NGO 22団体に、まとめて寄付が可能。 ■ オンライン寄付サイト GIVE ONE「東北関東大震災被災者支援」 http://www.giveone.net/cp/pg/campaign/Campaign005Page.aspx *緊急災害支援の経験が豊富な6団体に、まとめて寄付が可能。 ■「東京都内からの救援物資の受け付け」情報(by 東京都) http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2011/03/20l3hd00.htm *都庁にて「赤ちゃん・高齢者・生活用品と飲料水」を受付。 [B]ボランティアをする ■ 東京ボランティア・市民活動センター「ボラ市民ウェブ」 http://www.tvac.or.jp/ *現地ボランティアと物資&寄付募集の最新情報 ■ ファンドレイジング道場「災害支援時のボランティアの心得」 http://dojo.livedoor.biz/archives/51956151.html *阪神淡路大震災の経験をもとにした災害ボランティアの心得 ■ アースデイマネー「被災者ホームステイ」 http://earthdaymoney.org/index.php *一時的に被災者を受け入れ、次の住まいを見つけるまでの間、 アットホームな環境を提供するボランティア。 ………………………………………………………………… ┏┓ ┗■ [3]被災者の方に役立つ情報 └──────────────────────────………… ☆ 被災地のみなさん見てください。被災者の方に送ってあげてください。 [A]被災生活全体 ■ 東日本大震災「被災地情報サイト」 http://resource-info.appspot.com/pc/ *各被災県ごとに、どこに行けばどういうライフラインがあるか? の情報が得られ、書き込める。モバイル版もあり。 ■ OLIVE「被災地で作れるデザイン/飲食/アイデアのWiki」 https://sites.google.com/site/olivesoce/ *被災地の生活を助けるアイデア集。みんなで書き込める。 ■ 在日外国人向けの多言語災害マニュアル(地震発生時緊急マニュアル) http://nip0.wordpress.com/about/ *24ヶ国語で書かれた地震発生時マニュアル。東京外語大の学生が作成! ■「女性の視点からの災害対策情報」 http://wan.or.jp/emergency/?p=83 ■ 「避難情報・受入情報交換 掲示板」 http://8219.teacup.com/tokaiama/bbs *主に西日本にて、被災者の一時受け入れを行う自治体などの情報。 [B]医療関連 ■ 医師に相談できるQ&Aサイト「アスクドクターズ」 http://www.askdoctors.jp/?cc=1300007774886818 *被災者向けに、ウェブ上で医師への無料相談ができる。 ■ iPhone/iPadアプリ「家庭の医学」 http://itunes.apple.com/jp/app/id418302395?mt=8 *被災地支援のために、3月31日まで無料配信。 ………………………………………………………………… ┏┓ ┗■ [4]「原子力発電所 & 放射能」に関する情報 └──────────────────────────………… ☆福島第1原発ではいまだ深刻な状況が続いています。様々な意見が飛び交い、 客観的事実はなかなか掴みにくい状態にあります。 そんな中、多くの人から注目されているサイトを様々な角度から集めてみまし た。どうぞお読みの上、ご自身の判断で行動されてください。 [A] 原発問題全体について ■ 一般社団法人 サイエンス・メディア・センター http://smc-japan.sakura.ne.jp/ *福島原発危機に対する、科学者・専門家のわかりやすい解説。 ■「原子力資料情報室」 http://www.cnic.jp/ *脱原発を目指すNPOのメッセージ。政府とは違った視点。 ■ ニュースの深層3/17(木)「福島原発事故 メディア報道のあり方」 http://www.youtube.com/watch?v=veFYCa9nbMY * 「原子炉時限爆弾」著者の広瀬隆さん出演。報道以上に現状は深刻と指摘。 [B]放射線物質について ■ 文部科学省「都道府県別 放射能 調査結果」 http://eq.yahoo.co.jp/ http://doko.in/micro/ *文科省が公表する全国の放射能値。上が最新情報、下がグラフ化したもの。 ■ ナチュラル研究所 ガイガーカウンター http://park18.wakwak.com/~weather/geiger_index.html *東京・日野市で個人が測定する放射能値。 ■ ドイツ・シュピーゲル誌「福島原発の放射能雲の動き」シミュレーション http://www.spiegel.de/wissenschaft/natur/bild-750988-192309.html *15日に福島原発の「放射性物質」が首都圏まで流れた様子を解析。 [C]これからの行動について ■ 田中優の'持続する志'「今日から空気は危険になる?」 http://tanakayu.blogspot.com/2011/03/blog-post_15.html *環境・平和のNGO分野で活躍する著者によるブログ。 ■ 武田邦彦(中部大学)「原発 緊急情報」 http://takedanet.com/ *政府の責任者としてではなく、「家庭のお父さん」としての分析。 ■ 神戸女学院大学: 内田樹の研究室「未曾有の災害のときに」 http://blog.tatsuru.com/ *「非常時には最悪の事態を予測すべし」との視点からのコラム。 ■ 東京外国語大学「原子力発電所被害に関する基礎知識」 http://www.tufs.ac.jp/blog/ts/g/cemmer/index.html *17言語で「放射線医学総合研究所」サイトを抜粋翻訳。 ………………………………………………………………… ┏┓ ┗■ [5]元気になるサイト! こころが励まされる情報 └──────────────────────────………… ☆ 落ち込んだときには、このサイトを見て元気になろう! ■「節電広告」 http://setsuden.tumblr.com/page/7 *全国のクリエイターたちが無償でつくった節電ポスター。元気が出ます。 ■ 東北関東大震災 宝地図ムービー「あなたたちは一人じゃない」 http://www.youtube.com/watch?v=IxUsgXCaVtc&feature=player_embedded#at=20 *「子どもたちに希望を伝えたい!」と小学校の先生が作成。38万人が感動。 ■ #prayforjapan「日本へ祈りを」 http://www.i4pc.jp/prayforjapan *世界中の人々が絵や写真で日本への応援メッセージを表現。 ■「地震発生後に寄せられた、心に残るつぶやき集」 http://prayforjapan.jp/message/ *ツイッターに流れていた、うれしくなる声、励まされるエピソード。 ■ All for JAPAN 東北地方太平洋沖地震 http://www.youtube.com/watch?v=8pQZ22HC0VI&sns=em *「被災された方、何か力になろうとしている方の誰かひとりでも 温かい気持ちになってもらえたら」との願いで作られた動画メッセージ。 ………………………………………………………………… *:;;;:*:;;;:*:;;;:*:;;;:*:;;;:*:;;;:*:;;;:*:;;;:*:;;;:* 《編集後記》 本当に未曾有の被害です。まだまだ危機は続いています。「平和な日常」のあ りがたさを、これほどかみしめたこともありません。 でもこれはチャンスです。日本をもっといい国にするための。そのためには、 私たちはもっとつながりあい、助けあっていく必要があると思います。 そうなれば、私たちはこの「災い」をいつか「福」に転じていくことができる でしょう。そう信じます。 ・・・・・・‥‥‥‥‥‥‥………………… [発行・編集人]佐 野 淳 也(さの じゅんや)@ 東京都 練馬区 :ブログhttp://juncafe.dreamlog.jp/:ツイッターhttp://twitter.com/#!/junsloth In our lives, we need to remember who we are, and in order to remember, we have to go slowly. …━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…□■ #
by neuborder
| 2011-03-19 01:30
明日のイベントですが、とてもオススメなので 大慌てで案内させていただきます! 去年の9月を皮切りに毎月やっているイベント「クラヤミノtones」。 度々コチラのブログでも紹介させていただきましたが、 今回は一周年記念ということで、スペシャルなゲストを迎えての、 日本科学未来館特別バージョンということです。 次の日記で書けたらと思いますが、前回の「声の森」をテーマにした uplinkバージョンも、その前に三鷹の天命反転住宅でやった企画も 新たな発見があり、大げさではなく、私にとっては今後の大きな糧に なるほど得るものがありました。 ぜひ、多くの人に体験してもらい、どんな体感があったか、それぞれの身体や 感覚に何が起こったか、もしくは起こらなかったかを具体的にシェアできたら より楽しいと思います。是非みなさんの意見を聞かせてくださいね~。 「クラヤミノtones」について書いた以前の日記 http://newborder.exblog.jp/11192679/ http://newborder.exblog.jp/11408491/ http://newborder.exblog.jp/11602819/ http://newborder.exblog.jp/11982579/ 以下、転載。 * * * 「クラヤミノtones」活動一周年記念 日本科学未来館特別バージョン 受付12:30より 第一部 「見えないたてもの」 13:00より 自分の手のひらさえも見えない完全暗転の中で参加者100名の力を集めて 「声の森の中」に「声の“たてもの”」を構築していくワークショップ。 “たてもの”の魅力は視覚によるところが多い、 視覚以外で“たてもの”を感じるとしたら何で感じるのか? デザインはどのように感じるのか? 視覚が無ければ何もかも消滅してしまうのか? 頭の中で想像と声の“たてもの”を構築していく。 tones倍音コンダクター:徳久ウィリアム(ボイスパフォーマー) tonesファシリテーター:たむらひろし(ワークショップクリエイター)、 渡辺タケシ(ワークショップデザイナー) 技術協力:滝山 聖士(東京大学大学院学際情報学府博士課程) 第二部 トークイベント「暗闇と建築と数学と・・・」15:20より 今、話題のエアロハウス開発者 村井 正と若き天才数学者 森田真生の 2名をお迎えして、実際に「クラヤミノtones」を体験して頂き、「暗闇と建築と数学」を テーマに人間の感覚についてトークショーを行なう。 村井 正:建築家、(株)ソーラーデザイン研究所代表 コロンビア大学大学院修士課程修了、磯崎新アトリエ、ジェームス・ポルシェック・パートナーズ 他を経て現在に至る。 デザインコンサルタントとして多くの大規模プロジェクトに関わりながら、 エコ建築の設計に携わる。主な作品には、鳥取環境大学専門棟、資生堂掛川工場、 グリンピースジャパンオフィスなどがある。 森田真生:08年、東京大学工学部卒業、同年、東京大学理学部数学科学士入学。 2010年東京大学数学科を卒業後,在野で数学研究を続ける Independent Scholar。 現在は,代数幾何学の研究に励む傍ら,京都大学の文化人類学者と共同で数学と 身体性の研究も行い。同時に,新しい学校のあり方を模索する実験的セミナー「この日の学校」 (武術研究家の甲野善紀氏と共同主催)や音楽を楽しむように数学を気軽に楽しめるための 空間をめざして「数学の演奏会」を日本各地で開催している。 主催:㈱BF.REC,共催:㈱ソーラーデザイン研究所,協賛:㈱ランバーテック、小川鉄工(㈱ 後援:UPLINK、㈱R-バンク、㈱Saint Cross ■開催日:2010年10月3日(日)AM12:30より受付、17:00終了予定 ■会場:日本科学未来館(東京・江東区)7F イノベーションホール 新交通ゆりかもめ「船の科学館」駅下車徒歩5分 ■参加費:予約2,000円、当日3,000円 (日本科学未来館・常設展示には入場できません ■予約方法(事前予約必須): e+(イープラス)チケット分は終了となりました。 このイベントへの参加予約をご希望の方は (1)お名前、(2)人数、(3)電話番号を明記の上 件名を「10/3予約/「クラヤミノtones」」としてE-mailでのお申込は こちらまでお申し込み下さい。確認用の返信メールが届いて申し込みの 完了となります。 10/2のPM11:00まで受付致します、 それ以降は当日となります。(返信には4hr~8hrかかる場合があります) もし返信メールが届かない場合がございましたら、大変お手数ですが お電話をお願いします。 ■参加対象: ・15歳以上 ・聴覚に問題のある方は参加できません。 ■注意点: ・動きやすい軽装でお越し下さい。 ・荷物は日本科学未来館1Fのロッカーをお使い下さい。 ・筆記用具、ミネラルウォーター等(飲み物)をお持ち下さい。 ・嗅覚が敏感になりますので香りの強い食べ物や香水はお控え下さい。 ・光る物、音の鳴るものは持ち込まないで下さい。 ・完全暗転になりましたら途中入場が出来ません。 ■お問合せは、お気軽にどうぞ。 ㈱BF.REC たむら宛 TEL:03-6317-3999 (9:00~18:00まで) http://www.bfrec.com/pg61.html #
by neuborder
| 2010-10-02 17:24
きっかけはそんなものでしょう ご縁以外の何ものでもありません 斜めに吹く笛「ネイ」と出会ってしまいました スーフィ(イスラム神秘主義)の楽士が吹く笛です 出会いの現場はウィリ山ウンテンvo.40のイラン・トルコ系ライブ@ポレポレ坐 ネイとカヴァル(マケドニアなどの遊牧民が吹く笛)を操る笛奏者の石田秀幸さんが、 ライブの一部と二部の間に、「吹いてみたい人~!」と言って、「は~い!」とやる気 満々で立候補したのが病のはじまりはじまり~ 吹いてみたい人は沢山いたのだけど、音が出るまでは途中で手放すわけにも いかず、私とピアニストのうらちゃん(浦畠晶子さん)は人だかりから外れて無心に ネイと格闘、半ば独占状態(苦笑) アンデスの笛などを操つっていた当の石田さんでも音が出るのに一週間はかかった という、笛の中でもとても難解なものだそうで・・ 微妙な角度といい、唇の当て方といい、吹き付ける場所といい、見たことも聞いたことも ないようなものでした 以前山の中できこりの友人がおもむろに篠笛を取り出して、月明かりの元で 牛若丸のように足を組んでピロロロロロ~と一曲やってくれたのがあまりに 綺麗だったので、それ以来、私も笛をやりたいとしばらく騒いでいました ミュージシャンの友人たちからは、まず縦か横か決めなよと言われ、 あまりの選択肢の多さに頭を抱えていたら、そんなに迷うなら草笛にしなよと言われる 始末。栽培から始めて、吹く時は葉っぱ選びからやれば奥が深そうだわと言っている うちにウヤムヤになり・・ その後大好きなルーマニアのジプシーバンド、タラフのメンバーであるゲオの 笛にしびれ、そして、父の友人の中国人笛奏者リュウイの音色に涙し、 そんでもってアタサのバンスリーにうっとりし、どの国の何の笛とはいわず、 なんとなく漠然と笛やりたいなあ~と思いつつも決定打のないままきてしまいました そして、出会ってしまった、 縦でも横でも草でもない、斜めに吹く笛に!! 石田さんから教わった通りに唇を当て、しばらくああでもない、こうでもないと色々 角度を変えたりしながら探っていたら、「で、出たー!」 一瞬だけ、高音の抜けるような音が出ました でもすぐに鳴らなくなって、またいろいろ格闘していると、同じように少しだけ鳴ってを 数回繰り返しました 楽器なのに当たり前に音がでない、 身体の向きや手の角度、息の強弱、吹き付ける微妙な位置を手探りで探しながら、 あまりに鳴らないと少しイライラしながらも、新しいものと向き合っていく作業 めちゃめちゃ楽しいです そして、一瞬鳴ったときの喜びときたら!これは病み付きになってしまいヤバイ 仕事の手技の練習や会得しなきゃならない知識が山ほどあるというのに、 このタイミングでの出会いは、はっきり言って無謀です でも、何か意味があると思いたひ!!!呼吸か、やっぱり呼吸なのか?? 今年に入ってから仕事の影響もあって益々身体にフォーカスして物事捉えるようになり、 呼吸と気はやはり重要なのだと、何をやっていても最終的にはそこに行き着いてしまうので・・ そして、相方の影響で、武術研究家の甲野善紀先生の本を今読んでいるのだけど、 たまたまライブに行く当日の朝、出勤途中に読んでいたのが、甲野先生の影響を 受けたというフルート奏者、白川真理さんを紹介している箇所でした。 以前は「いい音」を探すためにフルートを吹いていたという白川氏の、 今は「いい息」を探すために吹いている、フルートを吹いていくことが自分の 『息』を見つける道なのです。 と語る箇所に感銘を受け、揺れる電車の中でぐらぐらと罫線を引いたのでした 息を見つける道!私にとっては今の仕事が、一言で言うなら紛れもなくそうなのです 何の縛りもない本来の私の呼吸で、自然な形で世界とコミュニケートするために だから尚更、呼吸がもっとも要となる笛や声のパフォーマンスに惹かれるのかもしれない そんなことをボンヤリと考えていた通勤電車から11時間後に新しい笛と出会って しまったのだから、それから3時間後に購入するのも必然でありませう そうです、石田さんから私とうらちゃん共々、まんまと購入してしまいました 中川ちゃんはじめ、他のみなさんごめんなさい!2本しかないのに、 我がもの顔でとっとと懐に忍ばせてしまい・・よく好きな四文字熟語を聞かれ、 「弱肉強食」と答えてましたが、どうやら自分の行動を表していたようです(苦笑) 体と笑い声のでかさを武器にしてるわけではありませんが、いや、今回は してたかもしれない・・・ 買った日は、終電逃して途中から歩いて帰ったのですが、もちろん 家までの道中ネイと格闘 ネイは長いから遠目でバトンにも武器的なものにも見えるので、お回りさん来ないか ドキドキしながらも、スカスカの息がもれる音を鳴らしつつ帰路につきました もちろん音がもう一度出るまでは眠るわけにはいきません どれくらいやったかなあ、前の日一時間しか寝てないからかなり酸欠で 朦朧としましたが、恋の病には恋の媚薬しか効かないように(夜中なので頭 おかしくなってます) 、この病には音色の効力しかありませぬ 今日はお休みだったので、起きたらヨガやってネイ吹いて昼寝して、 またネイ吹いて本読んで散歩して、ネイ吹いてネイ吹いて喬太郎の落語 見て過ごしました これからもうちょいやって寝ます 昨日は夜中にソワソワしてしまい、むくっと起きて暗がりで吹き始めてしまった 仕事中もなんだかソワソワ これは恋ですな 浮気してごめん と、こんなにネイと戯れてますが、一向に鳴ってくれやしません 今日は音鳴ったの一度だけ(笑) でもミジンコ程度は上達してると信じてゆるゆる付き合っていきます ネットで石田さんが簡単に吹き方を解説していて(この場合カヴァルについてだけど)、 『「下手かも」「才能ないかも」と考え始めると、気が変になります。絶対にやめましょう。』 だって。その通りだと思う(笑) あ、メインのライブについて触れてなかった テヘランで、イランの楽器タンブールとセタールを学ぶ北川さんがもうすぐ現地に戻って しまうので、その壮行会を兼ねて、北川さん含むイラン・トルコ系楽器を操るミュージシャン5人 (他はトルコの楽器サズのFUJIさん、ボイスと歌の徳久ウィリアムさん、フレームドラマーの 船原徹矢さん、そしてネイとカヴァル吹きの石田秀幸さん)が集まりました ボイスと歌のウィリアム氏はイラン・トルコ専門ではなく、 古今東西の際立った声と歌唱法を操る、いわば声の専門家なのですが デュオや全員でやる曲や、歌ものやインストや、朗読つきの曲など盛り沢山の内容で とっても豪華でした。みなさんベテラン勢なので、安心してゆったり聴いてられるステージで、 お酒も進むし、限定メニューのトルコプレートも美味で、最高に気持ちよい時間なのでした♪ ところが、それをいい意味で突き破るような事件がァァ! 最後にイラン・トルコ風のいかにもなイントロから、突然「恋のバカンス」が日本語の歌詞で 始まったときはひっくり返りそうになりました スーパー技巧のエキゾチックな曲調で、ナツメロを持ち歌のように歌うではありませんか! 演奏がめちゃめちゃ上手くて真剣に演奏しているだけに(当たり前なんだけど)、 カラオケっぽいナンバーがすごく可笑しくて大爆笑してしまいました。 メンバー想定外のアンコールでは、なんと「異邦人」を日本語で! FUJIさんの声の伸びが最高潮に達したときは、あまりにかっこ良くて笑い声も最高潮に!! カッコイイと素敵と可笑しいがない交ぜになって、よく分からないテンションになり、 私のテーブルは爆発的な笑いの渦と化しました(3人だけど 後で笑いすぎだとメンバーに軽く叱咤されましたが、だってかっこよかったんだもんと 居直りました。かっこよすぎると人間は笑ってしまうもんなんですよ 境界線を越えてしまったということです いやあ、この5人囃子は最高です。 是非またやっていただきたいです! らびゅ~☆ #
by neuborder
| 2010-09-04 04:50
☆上記の写真は、岐阜の養老天命反転地にて。 生前の荒川修作氏と交流のあった数学者の森田真生さんから、 当時の思い出を語ってもらっているところ。 * * * 言葉は嘘をつく。ごまかしたり取り繕ったり武装したり容易にできてしまう。 そんなことは自明のことなのだけど、 今までとはちょっと違う言葉との付き合いをしていきたいな。 もう安易に言葉に依存するのはやめにしよう。 人の身体に触れる仕事について、身体そのものが語るごまかしのない 雄弁さを目の当たりにする度に、そう思うようになってきた。 日々感じることが多すぎて、それを書き留めなきゃと思う反面、 自分の思考回路や感じ方に明らかな変化があって、一度色んなことを 整理したりリセットしないとならなかった。 今まで、相手のことを知ろうと努める時は、会話の重要性が先行しがち だった。相手が何を思い、何を感じているのかと言葉を沢山交わすことで 互いを知り、信頼関係が深まっていくのだろうと勝手に思い込んでいた 気がする。 でも、本当にそうだったろうか。 誰かを思い出すとき、表情や仕草や温もりが印象としてぼんやりと 蘇ってくる。語った言葉は一つも思い出せなくても、一緒に過ごした時の 心地よさはいつまでも覚えている。 きっとそんなもんだろう。本人のコントロールを外れた時にこぼれ落ちる 表情や仕草が、その人の本質を赤裸々に表現していて、いつまでも 他人の中で生き続ける輝きと力を持っているのかもしれない。 交わした言葉は、言葉の意味そのものが重要なのではなく、 コミュニケートするための一つのツールに過ぎない。 そう言ってしまったら言い過ぎだろうか・・・ * 先日、心の病で闘病中のお客様と、こんなやり取りがあった。 90分もの長い時間一対一で向き合うので、一切のごまかしはできない。 特に敏感なお客様なので、施術だけでなく会話でも充分に楽しんで 欲しいと思い、相手の趣味の話で盛り上げた。会話が白熱し、90分じゃ 足りないほど二人で喋り通した。 でも、会話自体は盛り上がったのだけど、何かが違っていた。それは 相手の態度からも理解できた。楽しかったけど、何となく互いに無理して 盛り上がっていたように思う。私自身が相手を盛り上げよう、元気づけよう、 などと変に構えてしまい、不自然な雰囲気を作りだしていたからだろう。 自分が不自然だと思うことは大概相手にも伝わっているものだ。 別のお客様で、耳の遠い90歳近くになる老紳士Iさんが以前 有り難い事をおっしゃっていたのを思い出した。 耳が遠くほとんど会話ができないので、必要事項だけやり取りしたら 眠ってしまい、こちらは眠りを妨げないよう声をかけずに施術するように している。ある時、Iさんは珍しく語りだした。 「人間の身体はとても霊妙にできているんだよ。会話をしなくても、 貴女方の手の感触や雰囲気で、一生懸命こっちの身体をなんとか しようというのが伝わるんだよ。だからまた来ようと思うんだよね。」 そっかあ、言葉を交わさなくても、それ以前に全身でたくさん会話している のかもしれない。向かい合った時、手を触れた時、すでにコミュニケーションは はじまっている。本人が意識できるかできないかは別として、 相手の身体は色んなレベルで、時にこっちの微細な状態をも キャッチしているのだろうか。 長い時には2時間近くも、一対一でお客様の身体に触れ交流する中で、 自分の思い込みや価値観が転覆し、ガーンっとショックを受けたり落ち 込んだりすることが多々ある。人間は単純な面と複雑な面が抱き合わせ になって存在する、なんて難しい生き物なんだろうって、つくづく思う。 そして、もっと逞しく明るいやつだと思っていた自分自身が、時になんて 小器で傲慢で根暗なのだと逃げたくなるような瞬間も、否応なしにやってくる。 多分この仕事はきれい事じゃなくて、自分の非力さや惨めさも認めた上で、 尚も覚悟決めて自分と相手の有りのままを受け入れていかなければならないと、 ひしひしと感じ始めている。 商売のことだけ考えたら別だけど、そうしなければ深い施術は臨めない。 小手先でやっては施術自体の効果が半減するし、何とかしようと力み 過ぎると相手を疲れさせてしまう。何より、こっちがリラックスして施術と 交流ができると、どんなに揉んでいても不思議と疲れを感じず、むしろ 充足感がじんわり身体を癒してくれるのだから不思議だ。 それにしても、私ってば小さいぜ、かっこ悪いぜってことを今まで無理に 跳ね除けてどれだけカッコつけて生きてきたか考えるとガッカリするけれど。 身体は全部お見通しだってことを認めて堪忍しながら、無理なく受け入れて あげないとね。そうすることで、少しだけ緩んできたかなあ。帯状疱疹や下痢や 便秘を繰り返して身体は私に危険信号出してくれているのに、今まで全く その声に聞く耳もたなかったもの。 * それをようやく受け入れたのがつい一昨日のこと。 幸いなことに、またSさんを担当する機会が巡ってきた。 今回は、こちらから話を振らず、Sさんのペースや流れに完全に 委ねることにした。自分の分身だと思ってこの人の有りのままを 受け入れてみよう、と。 はじめのうちは少し様子を見ながら構えていたSさんは、ぽつりぽつりと 語り始めた。病気になってからある人と始まった往復書簡の話を、 そのきっかけから現在に至るまでの描写が克明にわかるほど、 訥々と語った。私はその話があまりに素晴らしいのですっかり 引き込まれてしまい、施術しながら物語を聞くように聞き入っていた。 まだまだ続きが聞きたいと思いつつも、施術時間の90分はあっという間に 経過し、「病気をしなかったら、このような素晴らしい出会いはなかったろう。」 というSさんの言葉で幕を閉じた。 帰り際、今日は疲れていたので始めから眠るつもりだったんだけど、 心地よく会話ができて本当によかったと笑ってくださった。 会話といっても私は相槌を打っただけで、Sさんが一人で何かを 確認するように、ご自身の人生の一コマを語っただけなのだ。 私はそれを、たまたまこのタイミングでご縁あったので、シェアさせて もらったに過ぎない。 にもかかわらず、すごく嬉しかった。 ここ最近、人との微妙なすれ違いが多く、なんとなくコミュニケーションに 自信が持てなくなっていたので、無理せず気張らず自然な状態を逆に 受け入れてもらったようで、少しホっとした。 ただ黙って相手に寄り添うこと。眠りたい人には快適な睡眠を、 喋りたい人には聞き役に徹し、身体のことを知りたい人には分かる 範囲でカウンセリングさせてもらう。今までは、できる限り足裏や身体が 出している反応をキャッチし、症状を伝え、うるさいくらいにアドバイスして いたように思う。でも、相手が舵を取るのが一番いいのだろう。 きっと、症状を改善する以上の、もっと大事な交流というものがこの 仕事にはあるのだと思う。 人を癒す仕事だなんておこがましく、相互交流だと思っている。 いや、むしろこっちがブレずに有りのままの状態でいるための修行に、 付き合ってもらっているようなとこもある。見えないエネルギーレベルでの 交換として。 他者や外界とのコミュニケーションに対して、どこかでずっと しがらみがあった。多分親もよく知らないと思うけど、幼い頃は人間が 怖くて怖くて仕方がなかった。自分のイメージの世界はこんなに広がりが あって自由なのに、現実の人間社会はなんて窮屈で不自由なのだろうって、 今思い出すとかなりの暗黒時代を過ごしていた。 心のどっかで何とかしてやろうともがいてきたのだろう。 卒論のテーマに亡命者と異邦人性をとり上げたのも偶然ではなかった。 そしてようやく、頭の中で無限大に広がっていた世界が、実はこれも 現実なのだと、実感として得られるようになっていった。 さまざまなご縁がぐんぐん導いてくれる。有り難いことです。 自分の存在からも自由になって、透明人間のようにいろんな人や物や 風景に滑り込んで溶け出しては(共有感覚、究極のコミニュケーション とでもいうのかな)、また新たな存在に生まれ変わっていきたいという 最近の目的が、じわじわと叶いつつある今日この頃。 荒川修作氏のいう「人間は死なない。」という意味は、そんな風に 人間は肉体から離れて、あらゆる存在の中に同時に存在する ことができる、ということなのかな。実態のないその分子はきっと、 ひっそりとどこかに宿り続けると思うと、自分は一人じゃない。 最高に自由ででっかい世界が、目の前で大口開けて待っている。 #
by neuborder
| 2010-08-30 05:36
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